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ビザ ( 入国査証 )

ビザとは渡航先の入国許可証のことで、通常は事前に日本にある各国の大使館や領事館へ申請して発給してもらうものです。
欧米諸国など観光による入国にはビザを必要としない国も多く、インドネシアのように到着時に現地空港で取得できる国もあります。


30日までの滞在なら観光ビザ
到着ビザの領収書2004年2月1日よりインドネシアは観光による入国でもビザが必要となりました。
2005年8月より滞在期間の変更がありました。
2010年1月26日より滞在日数に関係なく一律US$25となりました。

インドネシア・バリ島では観光目的で30日までの滞在なら観光ビザを到着時に取得することができます。VOA : Visa on Arrival 到着ビザと呼ばれています。
2014年7月3日よりUS$35となりました。
旅行前に大使館で取得することもできますが割高になるので ( 手続きも複雑ですし ) 米ドルさえ用意しておけば手続きも簡単ですので現地空港で取得しましょう。


30日までの滞在:US$35
バリ島・デンパサール空港では飛行機を降りてイミグレーション ( 入国審査 ) に行く前に観光ビザ用のカウンターがあります。そこで支払うことで観光ビザを取得することができます。
事前に 米国ドル紙幣で用意する と手続きは簡単です。日本円やクレジットカード ( VISAまたはMASTER ) 現地通貨ルピアも支払いに使えますが、一度米国ドルに両替する必要があり為替手数料がかかりますし ( 米ドルでの支払いに比べると ) 時間がかかってしまいます。
( 硬貨やT/C=トラベラーズチェックなどは支払には使用できません )
また、インドネシアで使用できる米ドル紙幣は、1996年以前発行のものはダメ、汚れていたりホッチキスでとめているものはダメなど、偽札防止のための決まりがいろいろとありますので旅行前に銀行などで両替して持参した方が確実です。
観光ビザはカウンターで同行者の分もまとめて支払うことができますので、人数分のお釣りの必要のない紙幣で用意した方が手続きも簡単です。


滞在日数は到着日および出発日を含みます。
また帰りの飛行機の出発時間に注意してください。帰国便が深夜0時を過ぎての出発の場合は滞在日数をもう一日カウントする必要があります。30日を超えて滞在することができません。


ガルーダの機内入国審査サービス
ガルーダ・インドネシア航空の東京発GA881便と大阪発GA883便では機内入国審査サービスが行われています。
デンパサール空港に到着して行っているイミグレーション ( 入国審査 ) を機内で行うもので、到着後スムーズに入国することができます。
日本の空港で観光ビザを購入し、あとは機内で係員が席を回って入国審査を行います。水色のカードが渡されますので、それを持ってデンパサール空港では専用ブースに向かいます。


インドネシア入国に必要な条件
観光ビザを取得する以外に次の条件があります。
パスポートの有効期間が6ヶ月以上残っていること
パスポートの査証( ビザ )欄に見開き2ページ以上の空白ページがあること
復路または第三国行きの航空券を所持していること ( 帰りのチケットを持っていること )
1000米国ドル相当の現金または有効なクレジットカードを所持していること


観光ビザ以外のビザ
30日を越えて観光で長期滞在する場合はどうするのでしょう?
一般的にはソシアル・ビザを日本で大使館や領事館へ申請して発給してもらいます。(これはシンガポールなど海外でももちろん取得可能です)
このソシアル・ビザは名目上インドネシアの文化や社会勉強をしたい人のためのビザとなっています。2ヶ月の有効期限で、それ以上滞在したい場合は月に一度の更新が必要で最長6ヶ月となっています。
KITAS (キタス)
有効期限は1年間で、結婚ビザ ( インドネシア人と結婚した外国人女性のためのビザ、外国人男性のためのビザはありません ) ワーキング・ビザなどがあります。
ビジネス・ビザ
商談や取材等を目的としたビザで、このビザではインドネシア国内で報酬を受け取ることはできません。( 仕事はできないということですね )有効2ヶ月、月に一度の更新、最長6ヶ月となっています。
リタイヤ・ビザ ( 定年退職者 )
55歳以上の定年退職者のためのビザで、本国での年金受取額などの条件があります。インドネシア国内での商業行為、就労はできません。


よく制度が変更となる国ですので事前によく調べて下さい。
インドネシア大使館 ( 一部日本語のページあり )
日本アセアンセンター