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ドリアンは王様




ドリアン、日本人でも好きな人にはたまらないものらしいですね。
あの香り、あの食感、名前を聞いただけでウットリとしてくる ( ものらしい ) ですね。


道端にドリアン屋があるたびに 「 どう?寄ってく? 」 って言われると ( 20回くらい聞いた ) 寄らないわけにはいかないよね。
見た目 ~色艶をチェック~
「 どれも同じにしか見えないけど? 」
香り~深く吸い込んで目を閉じ隠された匂いを探すように~
「 どれも同じ匂いがするよー 」
熟れ具合~お尻のところを指で押して中までじっくりと熟しているかをチェック~
「 痛!トゲで指切っちゃったよ 」


彼は宝物を探すように一つ一つ丹念に調べていきます。
「 ここはイイのがないよ 」 そして次の店へ...
3軒目に何とか納得ができるものに出会えたらしい、次は値段交渉。 「 うーん、ちょっと高いなー 」 、彼は匂いを嗅ぎながら店員を見つめる。
「 じゃあ、それ買って帰ってみんなで食べよう 」 こんな調子じゃ日が暮れちゃうよ。
買い物が終わると車は軽快に走ります。 ( イドゥル・フィトゥリで車が多くて渋滞してたんだけど ) あぜ道のような近道?を猛スピードで帰途へとついたのでした。


彼の吟味は正しかったらしく、その芳しい匂いにつられて?ご近所の人たちが集まり少し大きめのドリアンはアッという間になくなってしまいました。


そんなに匂いが強いとも思いませんがホテルなどは持ち込み禁止らしいです。 ( 日本人にとってのマツタケのようなもの? ) 独特の匂いが部屋に残っちゃうのかもしれませんね。
ドロドロになるくらい熟したのが美味しいらしいですが、そこまでいっちゃうと匂いも相当きついのかもしれません。


キンタマーニやシンガラジャに向かう道中、デンパサール市内だとププタン広場の周辺に露天や屋台が多いです。興味のある方はお試し下さい。
個人的には王様よりも女王の方が好きです ハハハ