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ぶらりバリ島 くまりんのバリ島マンガ

バリニーズの名前



ホントにバリ島にハマるようになったのは 「 これが最後のバリ島かな? 」 と思って訪れた1999年3月 ( 4回目 ) のことでした。知らずにニュピ ( 日本のお正月のようなものです ) に訪れ、偶然ニョマンというバリ人と出会い、彼は親切にも私たち夫婦をニュピ前日に行われるお祭り ( デンパサール市内をオゴオゴという山車が練り歩きます ) へ連れて行ってくれたのです。
親切な彼と大勢の家族達と 「 必ずまた会いに来るからね 」 涙の約束から、休みが取れたらバリ島へ...そんな夫婦の暗黙の了解ができあがったわけです。
会社の同僚や友人達からは 「 へー、またバリ島行くの?好きだねー 」 などと半ば嘲笑されつつも、お金を貯め上司に頭を下げて休みをもらってバリ島に通うこととなりました。 ( 今では夫婦二人とも脱サラしたので休みこそ自由に取れるようになりましたがお金がなかなか貯まらない トホホ )


「 ニョマン達に会いに行こう! 」 そう決めて訪れたのは1999年11月のことでした。
空港からホテルへと送ってくれたガイドさんに
「 バリは初めて? 」 と尋ねられ
「 5度目だけど、今回は友人に会いに来たんだ 」
「 ふーん、なんて名前なの? 」
「 ニョマンって言うんだよ 」
「 ハハハ、それは探すの難しいよ 」 と大笑いされてしまいました。
その時はムカつくガイドだなと思っていましたが、インドネシアでは子供が生まれた順番に名前をつけていくので ( ニョマンは3人目の子供 ) 同じ名前の人がそこいら中にいるわけです。


ニョマンと出会ったレストラン ( 彼が働いていた ) に行けばどうにかなるさ...と思っていたのですが、行ってみると彼は仕事を辞めてしまっていて行方知れず。でも同じレストランで働いていた別の人が、私たちとニョマンが知り合いオゴオゴのお祭りに行ったことを覚えていてくれていたので、いろいろと知り合い達に声をかけてくれ運良くニョマンと再会することができました。


バリ島で友達ができたら、フルネームと住所を必ず聞いておきましょう。 ( それでも再会は難しいことがある )