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ぶらりバリ島 くまりんのバリ島マンガ

2002年10月12日 その1





2002年10月12日はバリ島のボムがあった日。たまたま居合わせていたこともあって忘れられない日になりました。
出発前から色々あって、今から思えば不思議なことばかり。現場のすぐ近くで飲んでいたけれど15分くらい前に帰ったので難を逃れることができました。


その日はネットで知り合った人とオフ会。バリが初めての人だったので、ジンバランで食事してクタに出てお買い物、そしてパブで一杯飲んで...まあいつもの ( おすすめの ) コースだったけれど、今まで飲みに行ってこんなに早く帰ったことがないって時間にあっさりと帰っちゃった。これが不思議な出来事その1。
いつものクタらしくスゴク混んでいてタクシーがなかなかつかまりそうにない。どこかでもう一杯飲んで時間つぶそうかな?なんて考えていると ( みんなトイレにも行きたがっていたし ) 乗っていかない?って声をかけてきたのは赤色タクシーのオヤジ。いつもならブルータクシーにしか乗らないのに、この時はすんなりと乗ってしまったのが不思議その2。
食事がもう少し遅かったら、買物にもう1軒寄っていたら、パブのトイレがキレイだったら、赤色タクシーのオヤジが声をかけてこなかったら...
飲みに行ってたパブは通りから少し入った所だったけど、後で聞くと天井が落ちてきて何人か怪我人もでたらしい。
タクシーを探しに出たのはレギャン通りだったから ( 現場から200mも離れていない ) 赤色タクシーをパスしていたら巻き込まれていたかもしれない。


オフ会をした方が泊まっていたのはジンバランの超高級リゾート。日本人スタッフもいる所だったので、その日のうちにゲストの所在確認を行い行方不明の方はいないことをチェックしていました。
くまりん夫婦は個人手配。エアーとホテルは別で取っていたし ( パッケージのように旅行会社を通していない ) 泊まったホテルも4室ほどの小さな所。誰かが所在確認をしてくれるわけでもないし、大使館からホテルに確認もなかった。 ( まあ当然のことかもしれないけれど )
もしテロに巻き込まれていたとしたら?考えるとぞっとしますね。どこの誰かもわからないまま無縁仏になっていたかもしれない。
スマトラ島の地震の時にも言われていましたが、ツアーで行っている人は旅行会社などが行方を探してくれますが、個人手配だと所在すらわからないことがある。
自由な旅行がメリットの個人手配ですがアクシデントのことを考えると所在は細かく ( 日本の親族などに ) 知らせていた方が良さそうです。